リア充にもオタクにもなれない俺の青春 2 感想
- 2018/07/26
- 21:56
ウェーイさんと仮面カップルになった亮太。そんな亮太のクラスに合唱コンクールという新たな火種がやってくる。
はい2巻。はい表紙が可愛い。全日本ライトノベル可愛い表紙選手権があったらシードスタートからのベスト8は硬い。
店頭にあった2巻の表紙見て1巻から読み始めたから知らなかったけど1巻から結構間隔空いてたんすね。3巻は年内に出るのだろうか。
著者/弘前龍 イラスト/冬馬来彩
あらすじ
ウェーイさんこと上井恵久を余計な争いから避ける為に仮の彼氏になった荒川亮太。しかし亮太は3ヶ月限定という彼氏設定に馴染めないでいた。そんな中、合唱コンクールというイベントが近づいていた。合唱コンクールの曲決めでオタクグループはアニソンを挙げておりクラスの空気もアニソンに傾きつつあったがリア充グループの女王牧野の一言で洋画の曲に決まってしまう。オタクグループはその事に納得がいかないようで…
今回もウェーイさんが可愛かった。リョータとウェーイさんの間にあった壁もある程度無くなったからこれから前に進むのだろうか。でも今回のリョータは結構イナゴさん推しだったよな…マズイですよ!しかも今回イナゴさんがいたからこそ解決できたしなあ。目が離せないっすね。
木ノ本君がすげえイケメンキャラで木ノ本君のことを好きな女王マキマキさんがすげえ美人キャラだった。さっさとくっついちゃえよと思うけどくっついたらくっついたで亮太とウェーイさんの付き合う振りする理由が無くなるからそれはそれで困る。
ぶっちゃけオタヒメさんとマキマキさんのバトルはそうでもなかった。言うほどバトルしてる感もなかった。オタヒメさんの一方的なボイコットというか。リア充側の懐が広すぎる。流石ガチのリア充。その辺キョロ充とは訳が違うぜ。
オタヒメさんの「誰かに迷惑をかけていないかばっかり考えていると何も楽しめない」というセリフ。誰かに迷惑をかけるからやめるというのは本当に何するにしても使える素晴らしい言い訳だと思う。俺も3日に1回ぐらい使う。自分を納得させるだけならこの上ない。でも他者に行動しない理由を求めるのは間違っているんだろうなぁ。じゃあ迷惑かけていいのか言われれば違うんだけど。迷惑かけないのは当たり前の事で多分理由として弱いのかもしれない。
1巻読んでるけどやぎう氏がキツかったけど何か受け入れてしまった。一周回るって言うけど多分一周回ってるんじゃなくて否定した所でどうする事も出来無いから脳が降参して受け入れてるだけなんじゃないかと思い始めてきた。
この巻はリア充とオタクの冷戦よりもメインはウェーイさんの掘り下げだった。抗争を見たい人には微妙だけど可愛いウェーイさん見たい人にはオススメ
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