86―エイティシックス―Ep.4 ―アンダー・プレッシャー 感想
- 2018/08/04
- 23:50
2年ぶりに再会を果たしたレーナとシン。それでも戦いは終わらないし戦う事をやめる事は無い。
しらびさんって最近一気に火がついたイメージあるけどそうでもない?86、りゅうおう、FGO、…寧ろ担当作品が人気爆発しているまである。
著者/安里アサト イラスト/しらび
あらすじ
レーナが連邦入りした事で遂に再会を果たしたエイティシックスの面々。レーナはシン達のいる第86独立機動打撃群の指揮官となる。それまでは顔も知らずレイドデバイスでしかコミュニケーションが取れなかった相手が目の前にいる事で過剰に意識してしまうレーナ。そんな2人を見守ったり歯ぎしりを立てて監視する者もいた。
第86機動打撃群は新たな任務として共和国の市街地に出撃する事になり…
ラブコメ編開幕。やっぱりこいつらイチャイチャし始めましたよ!いいぞどんどんやれ。そう思っていたら案の定いつも通りの命懸けのバトル。レーナが戦闘で心強くなっていたり個性の強い新しい仲間が追加されたり幼女フレデリカ大活躍だったり。
アネットとシンも再会したけどそうなっちゃうんすね…まぁそうなるか。
謝らないのは謝らないで釈然としないけど謝ってスッキリするのはどちらかというと謝った側だよなぁと思う事はある。人間めんどくさすぎだろ。後から後悔するようなら最初からするなというのは理想論すぎか。
最後の方に出てきたアイツと軍で語られていた人物がラスボスでそいつを倒せば戦いは終わるのだろうか。レギオン軍を正面から殲滅するのは無理そうだし。そもそも殲滅どころかレギオン側の戦力がインフレしてる気がするんですが大丈夫ですかね…俺たちの戦いはまだまだ続くぜ!エンドと全滅エンドはやめてくれ。
最後がね…つまらないとかじゃなくて重い。仮にレギオンとの戦いが終結したとしてもエイティシックスが元あった生活戻る為に動かさなきゃいけない物や取り戻しす物が大きすぎるなぁと。人々の根底にある物を変えるのは時間がかかりそうだしエイティシックスがそれを取り戻した時に新たな憎悪を産みそうなんだよなぁ。
レーナはシンが削ぎ落とした感情を取り戻して欲しそうだけれどレーナもレーナで自分を共和国の加害者側なんだと負い目を感じてるせいで2人が本当にフラットな関係になる事はあるのだろうかと思った。