キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦 感想
- 2018/08/08
- 01:53

まーた二巻の表紙に釣られた。ラノベの出版社は二巻じゃなくて一巻の表紙に力を入れさすべきだと思うなんだが。まずラノベのあらすじ見るかどうかは表紙が全てだし※あくまで個人の感想です。
Wikipedia先生によると略称は「キミ戦」で漫画版もあってオーディオドラマも公開しているらしい。もしかしてドラマCDを単行本に付ける時代は終わったのかな…しかし、ここまでメディア展開してるって事は結構人気作品なんだなこれ。全然知らんかった。
著者/細音啓 イラスト/猫鍋蒼
あらすじ
高度に機械文化が発展した天帝国。星霊と呼ばれる魔法のような未解析エネルギーを操る魔女の集まりのネビリュス皇庁。両国は互いにいがみ合っており戦争状態だった。
とある事情から帝国の牢獄に投獄されていた少年兵イスカ。投獄されて一年経ったある日、イスカは唐突に釈放される。しかし、釈放にはとある任務に参加する事が条件だった。その任務とは氷禍の魔女と呼ばるネビリュス皇庁の王女の撃破だった。
まあ1巻だから世界観の説明が多かった。主人公もヒロインも最初から強い系。
戦う理由はシリアスなんだけどこの巻全体を見るとラブコメに重点を振ってる気がする。戦う合間にラブコメというよりラブコメの合間に戦闘。今後はどうなるかわからんけど。
こういう王道ファンタジー系は電撃のイメージだけどファンタジア文庫からも出てるんすね。ファンタジア文庫のイメージって割と変化球が多いイメージ。ガガガみたいにチェンジアップ系でもないけど。
立場が相容れない2人が出会ってしまいどんどん意気投合しちゃうボーイミーツガールファンタジー。宿敵国同士の割には結構簡単に会えてましたよね…中立国って凄い。どちらの国にも悪の親玉っぽいのがそれぞれいてそいつらは伏線ビンビンだった。
設定が設定なだけに容易に完結しそうにないなと。どうせあの封印解かれたアイツも実は中ボスですらないんでしょ…
軍人が敵国の姫といい感じになっちゃう設定は凄くいいと思った。互いに気になっちゃうけど互いの置かれた状況が悪過ぎるという。もう中立国にずっといればいいのでは。それだと何も解決してねぇな。
カラーイラストの綺麗さに対して中の挿絵が何とも言い難い感じてではあった。
何はともあれ半分くらいは説明だったし見極めるのは2巻以降になりそう。
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