されど僕らの幕は上がる。Scene.1 感想
- 2018/08/19
- 17:30
流石に表紙が強すぎる。一目見ただけで心のピカチュウがかみなりを落として心のチェ・ゲバラが革命起こしたわ。表紙が可愛すぎて心臓がおかしい。寿命が縮まる。最近の流行風に言うとエモさが尊くてマジヤバイ。
シェアハウスって発想がすごいと思う。知らない人と共同生活とか陽キャすぎてナメクジの如く日陰を愛する者としてはかなり無理。自宅ってのは地球上唯一のオアシスなんだぞ…!
著者/喜多見かなた イラスト/白身魚
あらすじ
男女7人が共同生活し、ありのままを映す人気テレビ番組「シェアハウス」
そこに自分を変える為に応募して見事参加が決まった香椎涼太。胸に期待を膨らましていた涼太だったが最初の撮影が終わるとキャスト達は驚愕の別の顔を見せ始めた。
人気アイドルの青葉ひなたは涼太に会って早々ゴミムシと罵り最年長のイケメン城浜龍之介はコミュ障全開で挨拶もせず立ち去る。他にも裸族の棋士や一般人を露骨に嫌悪するピアニスト等めちゃくちゃな面々った。
テレビとのギャップに困惑しっぱなしだったが若宮琴という同じ一般人の少女だけは涼太にも親切で優しく心の支えだった。しかしある日、その支えだった琴がシェアハウスから卒業というニュースが入り…
主人公の成長メインの青春物or番組の裏で始まる7人のラブコメ展開かと思ったら違った。どちらかというとミステリー気味だった。
テラスハウスだったりあいのりとかあの手の番組は見た事が無いから詳しい事はわからないけど大まかな事は何となく知ってる。要するにドラマじゃない風の恋愛ドラマでしょ多分。だからそれをラノベでやるんだろうなぁと思ったんですよ。そしたら新幹線爆破事件とかいうパワーワード。まぁ、これはこれで面白かったんだけど。その新幹線爆破事件が大きくシェアハウスと関係があるんだろうけど現状さっぱりわからない。2巻に期待。
ドぎつい性格であんたバカぁ?とか言っても違和感なさそうなひなた。表紙の面影は一切ありませんでした…でもツンデレ気質だし可愛いって正義だわ
クッソ生意気な拓海はどうせ良いやつになりそう。むしろ既に根は良いやつ的な感じだし。背が低くて生意気なキャラって大抵最初主人公馬鹿にしてるけどどんどん良いやつになって最後死ぬよな…コミュ障イケメンと裸族棋士と絵描きについてははよくわかない。
無難に面白かったけどこの話に"マスゴミ"とかのネット用語を所々入れてるのは少し違和感があった。