小説 君の名は。 感想
- 2018/01/31
- 00:16

著作/新海誠
ネタバレ有り
当時映画が公開されてた頃に映画帰りに買ったような。普段映画は殆ど見ないのに流行ってるというミーハー魂全開の理由で見に行き小説を読んだらもう一度見たくなり計2回も見てしまった。映画に無かったエピソードとかを期待して買った訳だがそういうのは「Earthbound」の方なんだと読んだ後に知る。
映画の小説版の訳だが瀧と三葉視点の小説なのでテッシーの家で腐敗臭がしたり旅館で司と奥寺先輩の会話するシーンなど2人が出てこないシーンの描写はない。
2人の視点が交互に描写されてる訳だがシーン毎に心情がわかるのが非常に大きい。カタワレ時に組紐で髪を結んだ三葉に「あんま似合ってねえな」は男らしすぎるだろ。
瀧司高木がカフェ巡りしていた理由や入れ替わり初期のスマホのメモも読める。
映像美と音楽のマッチングがよく評価されてるがやっぱ話単体でもおもしろい。文が丁寧なのでそのおかげで映像が浮かびやすいからかもしれない。
三葉が健気すぎてマジ健気そら彗星さんも落ちるわ。
いやよかった。秒速がアレがアレなのでラスト付近でトラウマに近いものが蘇ってしまいギエピーだったけどほんとよかった。
映画を見てから読んだ訳だが小説を読んでから映画見るのではまた違ったのだろうか。
ラノベのとかは大抵原作→映像作品だけど。
有機ELの画面で4K Ultra HD版を見てみたいけど何一つ環境が揃ってませんね…
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