賭博師は祈らない 3 感想
- 2018/10/02
- 18:41

はい3巻。ラザルスの仲間が増えたドン!
読んでみるとリーラって可愛い系なのに表紙はカッコいい系なのは何故なんだぜ?3巻は特にカッコいい。「黙って俺についてきな」ぐらいは言いそう。
著者/周藤連 イラスト/ニリツ
あらすじ
ノーマンズランドで傷を負いつつもエディスを救ったラザルス。その後、エディスとメイドのフィリーも一緒にバースに行くことに。温泉と賭博がメインの行楽地であるバースで待ち受けていたのは権力争いだった。ラザルスは情報を手に入れて宿に戻るとラザルスの部屋で見知らない少女が血だらけで倒れていた。そして、ラザルスは既に自分が権力争いに利用されている事を自覚し…
案の定街の権力争いに巻き込まれたラザルス。噂流れるの速すぎだろ。これもうどこ行ってもラザルス賭博できなそう。
言わぬが花という言葉があるが、つまり喋らないリーラは花まみれ。これからは喋らない系ヒロインの時代かー。
リーラは巻を追うごとに可愛いくなっていってるぞ。この調子なら10巻出る頃に自動的に「このラノ」の女性キャラランキングでトップだぞやったね。リーラって結構幼い系だと思ってたのに勘違いだったという驚愕の事実。無能。今まで何を読んでいたのか。じゃあ、ラザルスって保護者的な位置だと思ってたのに違うじゃん…ガッツリラブコメじゃん。
新キャラのジュリアナは強烈だった。強烈過ぎた。最初からちょっとやべえ雰囲気はあったけど後半は凄い。登場が血だらけの時点でアレだけどそれにしてもねぇ。彼女の言う愛ってなんなんだったんですか。「それを愛と呼ばず」という小説があってだな…
それにしてもビターな話だったでござる。悪役キャラがほんとに悪だったのか疑問だったし。血だらけだった女の子は最終的に泣いてたし。はぁ、やるせねぇ。
リーラとの生活で人らしさを手に入れたラザルス。しかし、その代償として賭博師としての強さを失っていく。これは今後が気になりますねぇ…守る者、帰る場所が出来てしまうとそれまでの捨て身の蛮勇が出来なくなるという王道展開。
エディスよりフィリーのが魅力的になキャラになってませんか。これはラザルス争奪戦にフィリー参戦あるぞ。ないな。リーラが強すぎて勝負にならんわ。
とりあえず今回の見どころはラザルスとリーラの拙いダンスシーン。これは間違いない。