友人キャラは大変ですか? 感想
- 2019/01/12
- 17:30

俺ガイルの再放送をMXで見てた時に友崎くんと一緒にCMをやっていた気がする。つまり、ガガガ文庫の中では友崎くんと同レベルで人気があるということなのだろう。知らんけど。
じゃあ、面白いんじゃないかということで読んでみようと。
主人公の友人キャラに徹し、ひたすら龍牙の親友ポジションにこだわり、テンプレキャラを演じる一郎。これが演技性人格障害というやつか。違う。主人公キャラをアシストする為なら主人公の能力を超えてアシストするという地味に潜在能力がヤバイやつ。
予想外だったのが異能バトル要素があったこと。完全に学園モノの何ならスクールカースト要素までぶち込んでくる系かなあと思ってたらプロローグの最初から異形と戦ってたという。
一郎がライトノベルだったり漫画的なテンプレキャラクターをワザと意識して演じているから物語全般がかなりメタい。このメタさをどう感じるか。自分はおもろかったです。
アシスト親友ポジションはかなり面白かったから正直もっと続けてほしかった。龍牙の強さは変わらないしもしかしたら続くのかもしれないけどたぶん2巻以降は違うはず。
龍牙の正体だったり一郎の立ち位置が最初と変わってしまったせいで今後どうなってしまうんだろうというのはある。場合によってはそれこそテンプレハーレムバトル物になってしまうから怖い。