ひげを剃る。そして女子高生を拾う。 3 感想
- 2019/02/21
- 19:05

サラリーマンとJKが同棲する、イリーガル系ライトノベル第3巻。創作物ですらサラリーマンとJKなのに現実は12歳と22歳だからな。やっぱ現実って怖いわ。VRMMOの時代まだなのか。早く入り浸たりたい。
著者/しめさば イラスト/ぶーた
2人でいることがすっかり当たり前になってきた、家出JK・沙優とサラリーマンの吉田。自分とまっすぐ向き合ってくれる吉田と同居するうちに、沙優は自分の将来を見つめ、実家へ帰る覚悟を決めつつあった。そんなとき、吉田と同じ会社に、高校時代の彼女・神田先輩が異動してくる。吉田がかつて付き合っていたひと。予想もしなかった存在に、沙優の心はかき乱される。
自分の中の正義を押し付けているだけなのにそれを「思いやり」だの「相手の為」だと思い込んで自惚れてはいけない(至言)
自分の正しい事と相手の正しい事は合致しないと常々戒めなければならない。人付き合い面倒くさすぎだろ…いや、でもやっぱり避妊は大事なのでは…ライトノベルを読んで思考の渦に飲まれる2019年、冬。
そしてそろそろこの物語終わりそう…!(危機感)
そりゃ、いつかは終わるんだろうけどガチで完結しそう。北海道帰還ルートと駆け落ちルートと…特に思いつかねぇ…
現実的なのは沙優は北海道帰還するけど「大人になったら正式に付き合おう」とか言って吉田は後藤さんとくっついて沙優は北海道に幽閉されるエンド。現実が辛すぎる。
終わりそうなのに吉田の元カノキャラで奔放すぎる神田先輩登場。今回が初登場なのにあっさり一冊で吹っ切れた感があったのは一体なんだったのか。
とりあえず吉田が全盛期のメイウェザー並のディフェンス能力あるというのはわかった。
260ページという全体量もあるけどやっぱりもっと吉田と沙優の日々をだな…2人のなんでもない日常こそ見たいんじゃ!
三島はまぁ、うん。出てきた時からこうなるんだろうなぁとは思ってたけどやっぱりこうなったかー
ずっと好き好きアピールしてるのに性格良すぎてメインヒロインの後押しとかしちゃって読者人気は上がって行くけど主人公の眼中にはない系サブヒロインの宿命。仕方ないね…
もしかしたらこのラノベずっとグダグダ日常描写で続くんじゃねと思ってたら沙優の兄とかいう終末の使者的な位置に君臨する奴が出て来てしまった今回。ガチで次で完結しちゃうんじゃないの…どうしよう…