友達の妹が俺にだけウザい 感想
- 2019/04/15
- 19:51

最近GA文庫の作品を発売日に買うという事が無かったから忘れてたけど相変わらずGA文庫の発売日はよくわからない。今回は13日には置いてあった。土日は物流が止まりやすいからかな。
読書する度に思うのは何故、読書は始めの一歩が重くてすぐに本を積んでしまうのか。
だいたい読めば面白いし(たまにハズレもあるけど)読んだ後は次の本を読もうと思うのに次の一歩が重い。今回も読み始めるのに時間がかかった…面白かったけど。
馴れ合い無用、彼女不要、友達は真に価値ある1人だけ。青春の一切を「非効率」と切って捨てる俺・大星明照の部屋に入り浸るやつがいる。妹でも友達でもない。ウザさ極まる面倒な後輩。親友の妹、小日向彩羽。
「セーンパイ、デートしよーーっ! ……とか言われると思いましたー?」
血管にエナジードリンクが流れてそうなコイツは、ベッドを占拠したり、寸止め色仕掛けをしてきたりと、やたらと俺にウザ絡みしてきやがる。なのに、どいつもこいつも羨ましそうに見てくるのはどういうワケだ? と思ったら彩羽のやつ、外では明るく清楚な優等生として大人気らしい。
おいおい……だったら、どうしてお前は俺にだけウザいんだよ。
訳有だけど才能あるクリエイターチームを率いて大企業の傘下に移籍にしたい主人公と社長令嬢で従姉妹のヒロインとニセ恋スタートッッッ!!!肝心の友達の妹どこ行ったんだよ…
いや、まあ、実際ちゃんと出てくるんだけど。いかんせん1巻なのにそんなにメインじゃない。可愛いし(重要)もっと出して!表紙とタイトルに釣られた勢としてはやっぱり彩羽が見たいんすよねー。
この作者って艦これの浜風とかFGOのなすびサーヴァントみたいな鬼太郎ヘアが好きなのかな。名前忘れたけどMF文庫の作品のヒロインも銀髪鬼太郎ヘアだった気がする。実際、彩羽よりも真白のが話の重点置かれてた気がするんだよなぁ。じゃあ、これは真白エンドですね…
タイトルだけだと「ウザイ友達の妹がダル絡みしてくるだけのぽわぽわラブコメ」なんだけど実際はちゃんと別の本筋があるんすよね。だから、表紙のキャラと主人公のぽわぽわラブコメだけを期待していると面食らうかもしれない。勿論ラブコメはラブコメでちゃんとやってるんだけどやっぱり違うんだよなぁ。メインヒロインが。あとなんだよぽわぽわって。
とりあえず2巻までは簡単に出るけどそれ以降は容赦なく打ち切るイメージが俺の中にあるGA文庫。いやー恐ろしい。本当に恐ろしい。未来珈琲と魔人の少女3巻はまだですか。もう2019年です。平成も終わりですよGA文庫さん。
今回のラストに爆弾が投げ込まれたから次の巻は多分爆弾処理に追われて終わりじゃん。だから、爆弾投げたキャラと投げられたキャラがやっぱり話の主軸になりそうだし友達の妹がメインヒロインやるのは3巻以降な気がしてしゃーない。それ故、自分は3巻以降も読みたい訳で。なのでこの作品はシンプルに売れて続刊をばんばん出して欲しいと思った。