ぼくたちのリメイク 2 感想
- 2019/05/13
- 19:51
表紙が可愛い。カラーイラストも可愛い。やっぱりナナコなんだよなぁ…でも、この作品ナナコルートじゃなさそうなんだよなぁ。
著者/木緒 なち イラスト/えれっと
あらすじ
僕、橋場恭也はある日、意識だけが十年前に戻って憧れの芸大生に!後の超有名クリエイター達と同回生になり今日も彼らと一緒に課題の制作や学園祭の準備に奔走中。河瀬川英子らも合流したチームきたやま・改の作品は上映会で高い評価だったが観客の反応は悪く、周囲には役者だったナナコが足を引っ張ったと言われてしまう。追い打ちをかけるように加納先生や英子に役者への志を問われ心を閉ざしてしまうナナコ。未来からやってきた恭也がナナコの才能を開花させるために考え付いた秘策とは―。「頑張るのはナナコだよ。でも…頑張るためのことなら僕は何だってする」いま何かを頑張っているあなたの為にある青春リメイクストーリー、飛躍の第2巻!
お?ナナコルートか?とおもったらやっぱりシノアキだった。なんならシノアキが全部持って行ってトドメのブレーンバスターまで決めてた。この1歩進んだと思ったら隣が既に40kmぐらい行ってる感じ。うーん、2巻にしてヒロインバトル決着!w
決着どころか戦いが始まる前に終わってたまである。まさか表紙の巻で終わるとはたまげたなぁ。
この作品ですげえ気になってるのは恭也は10年後から来た訳だけど恭也の元いた時代の3人は恭也無しで成功したのかそれとも恭也のタイムスリップ込みで成功しているのかどっちなんだろう。
恭也のタイムスリップがイレギュラー的なものなら恭也のせいで世界改変がヤバイ。ブラジルで蝶が飛んだら日本で台風が起きるんだぞ… 恭也がアドバイスして成功までの近道を通ってると思ったら過程を飛ばしたせいで人生破壊してるまである。早く無かった事にしないとシュタインズゲートに辿り着けない…
河瀬川のお陰で本気に音楽に取り組むようになったナナコ。
本気でやると失敗した時が怖いからな。本気でやってたのに上手く行かなかったら本気の文だけダメージが跳ね返ってくる。しかも失敗した経験ってずっと引きずるし。だから、逃げずに正面からぶつかる人は凄いと思う。
ちょっと怪しい所があった貫之が本格的に怪しくなったラスト。なんかここまでの恭也が上手く行き過ぎてちょっとヤバイ気がするゾ。しかも、次はお金関係とか更にヤバイ。
未来の知識を駆使した金儲けってブックメーカーとかかな。相変わらず思い付く事がしょうもなさすぎる。
とにかく次が気になる2巻。3巻も早く読まねば。