由比ガ浜機械修理相談所 感想
- 2019/08/18
- 22:40
由比ガ浜機械修理相談所 。由比ヶ浜ではない。多分大事
電撃小説大賞の読者賞の作品。読者賞ってそんなんあったのか。
刊行予定で見つけてからずっと気になってた。 まず舞台が鎌倉の時点で素晴らしい。鎌倉は1人で散策行くレベルですき。鎌倉舞台ならとりあえず買うまである。
問題はこの作品が電撃文庫ではないという点。本のサイズがデカイ。つまり値が張る。だから客単価上げるのやめてください財布が空になります。ところでレーベル名は「電撃の新文芸」であってるの?それとも「DENGEKI」なの?
著者/斉藤すず イラスト/ryuga
元ヒューマノイド製作会社の男(氷雨)と女型ヒューマノイド(結)の恋愛小説。
端的に言うとロボットと人間の恋愛話。
究極的な事を言えば恋愛って当事者の問題だしロボットだろうが無機物だろうが当人同士が納得してんなら何でもいいんだよな。やっぱ恋愛って二人だけの国だわ。俺も宇宙の風に乗るしかない。
でも、あんまり自分ロボットだから的な苦悩は無かったように思える。あるっていえばあったけど最初からその問題は氷雨の中で解決してたというか。氷雨が結さんを好き過ぎなんだよなぁ。
氷雨が結構テレビ版碇シンジみたいにナヨナヨしてるという。いくらトラウマがあってもあんだけお膳立てされてたら逃げるのはいかんでしょ。そら幼女もキレるわ。
とりあえず半分くらい読もうと思ってたのに読むのが止まらなくて全部読んでしまった。
この作品は1回読み終わったらもう1回読み直したくなるやつ。全てがわかった上で読み直したら見える景色が変わるはず。
っていうか普通にちょっと泣いた。帯のコメントが感動しました系爆撃で逆に「ほーん、こっちは性根が終わってるから心は不動なんだが?」って張ってたのに普通に泣いてた。250ページ位からちょいちょい泣いてた。最近よく思うんだけど子供が悲痛な叫びを上げるシーンってずるくない?登場人物を死別させるよりよっぽど堪えるんだが。
これじゃ天気の子を見に行った時に隣で「ウチ、最近涙腺めっちゃ強いからーwwww」とかクッソデカイ声で騒いでたのにホテルのシーンから終わりまで泣き続けて俺の集中力奪ってきた奴と一緒じゃん…
はえーよ、泣くならセンパイのタックルからだろ。俺はアレと同じカテゴリだったのか…
なんでか知らんけど土曜日が発売日になってる作品って金曜日に入荷してそのまま店頭に並んでるって事が結構あるんすよね。十中八九物流関係だと思うけど。だからこの作品も金曜日に買えた。
土曜日発売日の作品はワンチャンあるんじゃね?的なノリでツイッター検索するのがオススメ。どっかの店が入荷報告してればだいたいどこでも売ってる。
クローンで人間を作る事は国連の条約で禁止されてる訳だけど。じゃあ、限りなく人に近いロボットはどうなるんだよっていう。数百年もすれば人工知能は進化するだろうし。その時人と同じように感情も性格も出来た時にどうなるんだよ。意思を持ったロボットならクローンと同じ問題が生れるじゃん。読みながらそんなこと考えてた。なにこれ倫理の講義かよ
結構序盤からYOU達さっさと結婚しちゃいなYO的なノリだったけど障害がいくつかあってその内の1つが15億円という大金。結さんマジ高え…定価が1億5000万の時点でマジパない。
手持ちに1億5000万円あったとしてそのままスローライフを送るか大金手放して理想の同居人を手に入れるかって結構熱い問いだと思う。うーん、答えが出ませんね。
結さん15億円という相場が主人公に立ち塞がっているから幸せな空気のシーンでも悲恋の予感しかしなかった。
現実でもミスタービーンが1億で買った車を破壊して2億で修理して最終的に15億で売却してたからな。つまり手持ちに1億ある人間はこの先どんどん豊になるってことだわ。はぁ世知辛いのじゃあ。贅沢言わないから誰か7億円ぐらいくれねえかな
主人公氷雨の過去話が読んでてめっちゃ辛かったんですけど…
いや、2ページ目くらいからこれやべーなーコッテリ系ですわと思ってたら野菜ニンニクアブラマシマシみたいなのが来た…精神的に追い詰めてから物理敵に痛い追撃とかほんと勘弁して。
丁度主人公とヒロインがいきなり同棲する作品を読みたいと思ってたからピンズドだった。同棲するからって別にエロい事は全く求めてないんですよ。常に近くにいるから常にドギマギして、常に近くにいるから意識せざるを得なくて、一緒に住んでるから離れられなくてみたいな。いったい俺は何を言っているんだ…歪み過ぎてちょっと怖い。
最近のラノベ業界は年上ヒロインのブームが来てるので(俺調べ)このまま同時に同棲物も台頭してくれれば(希望)時代の覇者だわ(意味不明)
読む前は人間とヒューマノイドの恋愛と思ってたけどそうじゃなかった。喜怒哀楽な男女のストレートな恋話。そんな感じ。
電撃小説大賞の読者賞の作品。読者賞ってそんなんあったのか。
刊行予定で見つけてからずっと気になってた。 まず舞台が鎌倉の時点で素晴らしい。鎌倉は1人で散策行くレベルですき。鎌倉舞台ならとりあえず買うまである。
問題はこの作品が電撃文庫ではないという点。本のサイズがデカイ。つまり値が張る。だから客単価上げるのやめてください財布が空になります。ところでレーベル名は「電撃の新文芸」であってるの?それとも「DENGEKI」なの?
著者/斉藤すず イラスト/ryuga
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元ヒューマノイド製作会社の男(氷雨)と女型ヒューマノイド(結)の恋愛小説。
端的に言うとロボットと人間の恋愛話。
究極的な事を言えば恋愛って当事者の問題だしロボットだろうが無機物だろうが当人同士が納得してんなら何でもいいんだよな。やっぱ恋愛って二人だけの国だわ。俺も宇宙の風に乗るしかない。
でも、あんまり自分ロボットだから的な苦悩は無かったように思える。あるっていえばあったけど最初からその問題は氷雨の中で解決してたというか。氷雨が結さんを好き過ぎなんだよなぁ。
氷雨が結構テレビ版碇シンジみたいにナヨナヨしてるという。いくらトラウマがあってもあんだけお膳立てされてたら逃げるのはいかんでしょ。そら幼女もキレるわ。
とりあえず半分くらい読もうと思ってたのに読むのが止まらなくて全部読んでしまった。
この作品は1回読み終わったらもう1回読み直したくなるやつ。全てがわかった上で読み直したら見える景色が変わるはず。
っていうか普通にちょっと泣いた。帯のコメントが感動しました系爆撃で逆に「ほーん、こっちは性根が終わってるから心は不動なんだが?」って張ってたのに普通に泣いてた。250ページ位からちょいちょい泣いてた。最近よく思うんだけど子供が悲痛な叫びを上げるシーンってずるくない?登場人物を死別させるよりよっぽど堪えるんだが。
これじゃ天気の子を見に行った時に隣で「ウチ、最近涙腺めっちゃ強いからーwwww」とかクッソデカイ声で騒いでたのにホテルのシーンから終わりまで泣き続けて俺の集中力奪ってきた奴と一緒じゃん…
はえーよ、泣くならセンパイのタックルからだろ。俺はアレと同じカテゴリだったのか…
なんでか知らんけど土曜日が発売日になってる作品って金曜日に入荷してそのまま店頭に並んでるって事が結構あるんすよね。十中八九物流関係だと思うけど。だからこの作品も金曜日に買えた。
土曜日発売日の作品はワンチャンあるんじゃね?的なノリでツイッター検索するのがオススメ。どっかの店が入荷報告してればだいたいどこでも売ってる。
クローンで人間を作る事は国連の条約で禁止されてる訳だけど。じゃあ、限りなく人に近いロボットはどうなるんだよっていう。数百年もすれば人工知能は進化するだろうし。その時人と同じように感情も性格も出来た時にどうなるんだよ。意思を持ったロボットならクローンと同じ問題が生れるじゃん。読みながらそんなこと考えてた。なにこれ倫理の講義かよ
結構序盤からYOU達さっさと結婚しちゃいなYO的なノリだったけど障害がいくつかあってその内の1つが15億円という大金。結さんマジ高え…定価が1億5000万の時点でマジパない。
手持ちに1億5000万円あったとしてそのままスローライフを送るか大金手放して理想の同居人を手に入れるかって結構熱い問いだと思う。うーん、答えが出ませんね。
結さん15億円という相場が主人公に立ち塞がっているから幸せな空気のシーンでも悲恋の予感しかしなかった。
現実でもミスタービーンが1億で買った車を破壊して2億で修理して最終的に15億で売却してたからな。つまり手持ちに1億ある人間はこの先どんどん豊になるってことだわ。はぁ世知辛いのじゃあ。贅沢言わないから誰か7億円ぐらいくれねえかな
主人公氷雨の過去話が読んでてめっちゃ辛かったんですけど…
いや、2ページ目くらいからこれやべーなーコッテリ系ですわと思ってたら野菜ニンニクアブラマシマシみたいなのが来た…精神的に追い詰めてから物理敵に痛い追撃とかほんと勘弁して。
丁度主人公とヒロインがいきなり同棲する作品を読みたいと思ってたからピンズドだった。同棲するからって別にエロい事は全く求めてないんですよ。常に近くにいるから常にドギマギして、常に近くにいるから意識せざるを得なくて、一緒に住んでるから離れられなくてみたいな。いったい俺は何を言っているんだ…歪み過ぎてちょっと怖い。
最近のラノベ業界は年上ヒロインのブームが来てるので(俺調べ)このまま同時に同棲物も台頭してくれれば(希望)時代の覇者だわ(意味不明)
読む前は人間とヒューマノイドの恋愛と思ってたけどそうじゃなかった。喜怒哀楽な男女のストレートな恋話。そんな感じ。