いちご同盟 感想
- 2019/12/07
- 00:07

有名且つ、名作と呼ばれる作品。
いちごの実っていうのは赤い部分じゃなくて表面のつぶつぶした奴なんだぜ!皆が知ってる事を知らないと思ってドヤ顔した時の恥ずかしさは異常。見栄って何も産まねーわ。
著者/三田誠広
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自殺を考える圭一と、生きたくても未来の無い直美と、直美を勇気づける徹也の物語
徹也が中学生なのに達観しすぎだろ。今ある感情を忘れてしまう事を憂いて泣くなんて中々出来ない。どんな悲しい事でもその時の激情はその時しか感じられない。思いだそうとしても全く同じ感情にはならないから不思議だ。
軽い気持ちで読んだらかなりヘビー気味な作品であった。
今の時代、小学生ですらスマホ持っていてで皆がカメラマンごっこ出来るけど昔はカメラ持ってる方が少数派でそれだけでステータスだったんだろうな。ビデオカメラなら尚更。
ちびまる子ちゃんに出てくるたまちゃんのお父さんとかめっちゃカメラ自慢してたしな。俺もライカM10欲しいなぁ。
今、思い返すと中学3年生って多分、人生で最初に人生の壁にぶつかる時期だったんだと思う。将来、高校、自分が何がやりたいのかを考えて、学校選んで…
おかしいな…自宅からの距離と偏差値を照らし合わせて消去法でしか選ばなかったんだが?あの頃から消去法で答えを出してたのか…
高校受験というイベントはとんでもない奴で。
行きたい学校に受からなかったらメンタルのダメージとんでもないし、今まで一緒にいた友達と学校がバラバラになるというのもとんでもなかった。
何より、学力次第で不合格っていう現実にぶち当たる。
中学生までのイベントって、なんやかんや、何とかなるけど受験だけは勉強しないとどうしようもない。
どうやっても、自分は受からなくてあの学校に通う事はできないんだっていう不可の現実が一番とんでもなかった。
小学校中学校辺りまでは何でか知らんけど学校が世界の全てという感覚だった。
だから、学校がつまらなったから世界がつまらないし、イジメなんて受けたら生きる場所が無いよう感じて自死なんて選択を取っちゃう人が居るんだろうと思うけど。
高校生になると「むしろ学校終わってからが本番」になり、大学生(文系)になると「逆に今日は学校行く?」みたいになって行動の選択肢が増えるに連れて学校の重要度がどんどん下がる。
要するに視野と選択肢が狭すぎるのが原因。学校はまず、駄目なら逃げるという選択肢を教えるべき。
但し、現世から逃げるのはNG。極論勉強なんて1人で出来るし友達なんて居なくても問題無いし学校いかなくても生きては行ける。小学校に行かないYouTuberは知らん。生きていればとりあえず未来はある。何の話だよ。社会派かよ。
生と死とか生きる事とは何かとか結構大きな主題の作品だと思うけどしっくり来るものが思い浮かばない。
いちご同盟に苺関係ないじゃん…すげえ綺麗にタイトル回収されてしまった。そういえば中3ってそうだったな。
どうせみんな最後は死んでしまうからこそ可能な限り好きな事やって生きるべきなんじゃないかと思う。
分厚くは無い作品だけどガツンと読み手にぶつかってくる作品だった。
徹也が中学生なのに達観しすぎだろ。今ある感情を忘れてしまう事を憂いて泣くなんて中々出来ない。どんな悲しい事でもその時の激情はその時しか感じられない。思いだそうとしても全く同じ感情にはならないから不思議だ。
軽い気持ちで読んだらかなりヘビー気味な作品であった。
今の時代、小学生ですらスマホ持っていてで皆がカメラマンごっこ出来るけど昔はカメラ持ってる方が少数派でそれだけでステータスだったんだろうな。ビデオカメラなら尚更。
ちびまる子ちゃんに出てくるたまちゃんのお父さんとかめっちゃカメラ自慢してたしな。俺もライカM10欲しいなぁ。
今、思い返すと中学3年生って多分、人生で最初に人生の壁にぶつかる時期だったんだと思う。将来、高校、自分が何がやりたいのかを考えて、学校選んで…
おかしいな…自宅からの距離と偏差値を照らし合わせて消去法でしか選ばなかったんだが?あの頃から消去法で答えを出してたのか…
高校受験というイベントはとんでもない奴で。
行きたい学校に受からなかったらメンタルのダメージとんでもないし、今まで一緒にいた友達と学校がバラバラになるというのもとんでもなかった。
何より、学力次第で不合格っていう現実にぶち当たる。
中学生までのイベントって、なんやかんや、何とかなるけど受験だけは勉強しないとどうしようもない。
どうやっても、自分は受からなくてあの学校に通う事はできないんだっていう不可の現実が一番とんでもなかった。
小学校中学校辺りまでは何でか知らんけど学校が世界の全てという感覚だった。
だから、学校がつまらなったから世界がつまらないし、イジメなんて受けたら生きる場所が無いよう感じて自死なんて選択を取っちゃう人が居るんだろうと思うけど。
高校生になると「むしろ学校終わってからが本番」になり、大学生(文系)になると「逆に今日は学校行く?」みたいになって行動の選択肢が増えるに連れて学校の重要度がどんどん下がる。
要するに視野と選択肢が狭すぎるのが原因。学校はまず、駄目なら逃げるという選択肢を教えるべき。
但し、現世から逃げるのはNG。極論勉強なんて1人で出来るし友達なんて居なくても問題無いし学校いかなくても生きては行ける。小学校に行かないYouTuberは知らん。生きていればとりあえず未来はある。何の話だよ。社会派かよ。
生と死とか生きる事とは何かとか結構大きな主題の作品だと思うけどしっくり来るものが思い浮かばない。
いちご同盟に苺関係ないじゃん…すげえ綺麗にタイトル回収されてしまった。そういえば中3ってそうだったな。
どうせみんな最後は死んでしまうからこそ可能な限り好きな事やって生きるべきなんじゃないかと思う。
分厚くは無い作品だけどガツンと読み手にぶつかってくる作品だった。