ワーカーズ・ダイジェスト 感想
- 2020/01/06
- 19:00

感想
1月5日に読む小説じゃなかったなぁと思った。1月5日といえば大体の人間の年末年始連休の最終日で、自分もその大体にカテゴライズされる人間なんだけど。
更に詳しく言うと「うわぁ…働きたくねぇ…連休前に立てた予定何も消化してねぇ…」って言うバッドトリップをキメてる状態なんすよね。
そして、そのバッド状態に追い打ちを掛けるように、嫌でも仕事で味わうであろうストレスに近いモノを1日早く味わえたよ!!はぁ…
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日常の細かいストレスを詳らかに描写されていてそのストレスに共感してストレスがマッハ。部屋の散らかりだったり、どうでもいい事に突っかかて来る奴だったり、明らかに効率の悪い事をして他人に迷惑かけてく奴だったり。やめてくださいよ!ムカつくんじゃ
本当に、いちいちリアルで、色々思い出して本当にげんなりした。最初のプロローグからキツすぎて読むのやめようかと思った。メンタルが弱過ぎる。
未来を夢見ている学生とかに読んで絶望して欲しい。
とりあえず読んで「いやwこうはならないっしょw」と思ってた筈なのに1年位働いて思い返して「あー…」ってなって欲しい。
自分も周りの御先輩方と比べると小童みたいなレベルだけど既に働きたくない精神は熟練の匠レベルだからな。
あらすじ見た時は「さては、仕事で出会った男女が偶然、何度も鉢合わせて仲良くなるそういう奴だな?」と思って読んでたら全然違った。マジで全然違った。
仕事!ストレス!理不尽!仕事!仕事!みたいな小説。
本当に働きたくないし、歳も取りたくない。毎日ストレスの海で溺れてるけれど、他人から見るとどうでもいい事とか何でもない一言が励みになったりする。そんな小規模な励みで明日も仕方なく働ける。幸福ってなんなんですかね。そんな事を思った。
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