ポップコーン・ラバーズ あの日出会った君と僕の四季 感想
- 2018/02/10
- 18:47

幽霊となった大学生の女性との奇妙な生活?
ポップコーンといえば映画館を連想するのが普通なのだろうか。このタイトル見たとき映画館の「え」すら出てこなかった自分の連想力。表紙もよく見れば映画館なんですけどね。
映画館は全く行かない訳では無いがポップコーンも飲み物も無しで入場する事が殆どだ。割高感あるし途中でトイレに行きたくなったら終わりだしという抜群のマイナス思考。
たまにペットボトル持ち込んでる人も見るけどアレ、グレーっぽいけど多分アウトだろ。
裏の作品紹介読んで買った気がする。
著作/野村行央 カバーイラスト/ヤマウチシズ
あらすじ
大学生の主人公、森園真広が映画館でアルバイトを始めるのだがその映画館が曰く付きで前に殺人事件があったという。しかも真広にはその事件で殺された幽霊の明神みなもが見えてしまう。といった感じ。
紹介にも『みなもと奇妙な生活を送ることになって…?』とあるのだが後半になるとみなもが全然出てこねぇ…
この小説は春夏秋冬の4つの章で構成されているのだが秋編ぐらいからちょいキャラみたいなる。何故みなもが幽霊になったのかとか途中の大きな事件はちゃんと解決するのだが。
勝手に幽霊がいる日常ものだと思い込んだ自分にも大いに問題ある。
みなもが殺された理由も不幸マシマシ不運マシマシでなんだかなぁ。
真広の発想というか切れ味ある返答と例え方がかなりおもしろかった。ほんとに。