僕と彼女の左手 感想
- 2020/02/25
- 20:22

歩いている人の大半が携帯電話、スマホを持っているこのご時世。それなのに道を聞かれるというイベント稀によく発生する。
どんなスマホにも地図アプリもGPSも付いてるだろ、と思うんだけど。なんなら、最近のスマホのGPSって自分の向いてる方角まで出るじゃん?GPSガバガバで逆に仇になるパターンもあるけど
それでも、何故か聞かれるし、何なら旅先で聞かれて「別に地元民じゃないんだよなぁ」と思いつつも、出来る限りスマホを駆使して、丁寧に道を教えたりする。だって、適当に教えてそれが原因で憎悪向けられたら嫌じゃん…理不尽すぎる世の中。
今回はそんな、知らない人から道を聞かれる所から始まる作品。
あらすじ
「明日から私の家庭教師をしてください」幼い頃遭遇した事故のトラウマで、医者の夢が断たれた僕。そんな時に出会ったのは、左手でピアノを奏でる不思議な子・さやこだった。天真爛漫な彼女にいつしか僕は恋心を抱くようになるが、同じ時間を過ごせば過ごすほど、彼女の表情は暗くなっていく
【「BOOK」データベースより】
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著者/辻堂ゆめ
人の感情を読み取る事に少し、自信あるけど、作品のラストの予想する事は凄く苦手。
感の良い人なら「ラストが容易に読めて退屈でした」的なクソ感想なんだろうけど俺クラスの鈍感になると全く個々の伏線がリンクしていなくて驚きの連続。最早、ちゃんと読んでいるのか怪しいレベル。
大きな事故って記憶の片隅には残ってはいるけど日常で思い出す事は無い。
それでも、忘れていた事を自覚させられるとなんだかモヤっとする。
別にあの事故は西日本だし、何の接点も無いんだけどそれでもモヤっとするのはなんなんだ。
幼い頃のトラウマによって、医学部の講義に出られなかった習。子供の頃のトラウマってなんで治らないんですかね
階段から転がり落ちたトラウマが未だに治らないんだが?そろそろ治らないと一生治らない事を覚悟しそう。
トラウマを抱えた習と、障害を背負ったさや子の恋愛物語。
うーん、思い返すとそんなシンプルな物じゃなかったな…夢とか過去とか希望とか傷とかそんな物が全て入り組んだ作品。
確かに、さや子は強引なキャラクターだなぁとは思ったけど、そこで止まってしまうのが僕。
熟練のミステリーの猛者ならそこで止まらないで登場人物の行動原理まで推測するんだろうな。
嘘から始まった恋だけど、これから先は真実の愛しかない。という某野球ゲームの名言があってだな…
結局、きっかけなんて、動機なんて、当人同士が最終的に前を向いて動くなら何でもいいのかもしれない。そんな事を思った。
人の感情を読み取る事に少し、自信あるけど、作品のラストの予想する事は凄く苦手。
感の良い人なら「ラストが容易に読めて退屈でした」的なクソ感想なんだろうけど俺クラスの鈍感になると全く個々の伏線がリンクしていなくて驚きの連続。最早、ちゃんと読んでいるのか怪しいレベル。
大きな事故って記憶の片隅には残ってはいるけど日常で思い出す事は無い。
それでも、忘れていた事を自覚させられるとなんだかモヤっとする。
別にあの事故は西日本だし、何の接点も無いんだけどそれでもモヤっとするのはなんなんだ。
幼い頃のトラウマによって、医学部の講義に出られなかった習。子供の頃のトラウマってなんで治らないんですかね
階段から転がり落ちたトラウマが未だに治らないんだが?そろそろ治らないと一生治らない事を覚悟しそう。
トラウマを抱えた習と、障害を背負ったさや子の恋愛物語。
うーん、思い返すとそんなシンプルな物じゃなかったな…夢とか過去とか希望とか傷とかそんな物が全て入り組んだ作品。
確かに、さや子は強引なキャラクターだなぁとは思ったけど、そこで止まってしまうのが僕。
熟練のミステリーの猛者ならそこで止まらないで登場人物の行動原理まで推測するんだろうな。
嘘から始まった恋だけど、これから先は真実の愛しかない。という某野球ゲームの名言があってだな…
結局、きっかけなんて、動機なんて、当人同士が最終的に前を向いて動くなら何でもいいのかもしれない。そんな事を思った。