千歳くんはラムネ瓶のなか 6巻 感想
- 2021/08/22
- 19:11

人類待望のチラムネ6巻。誰がどう見てもうっちー回。負ける気がしない。読む前からゾーンに入ってるレベル
5巻はまさかのラストで夕湖が告白するという大谷翔平のスプリット並の変化球に見事に空振りを取られてしまったがお陰で先が読めなくなった。
いや、ストレートに行くなら、とりあえずヒロイン全員に一回は見せ場作ってから一人選ぶでしょ…
瓦解したチーム千歳はどうなるんでしょうか。
1度壊れた物を元に戻したとしてもそれは多分、最初に存在していた皆が大事にしていた物とは違う、別の物になってしまうんだよなぁ…
それでも、1度ぶっ壊す事で元よりも強くて頑丈な物になる事もあるからネ!スクラップ&ビルドを信じろ
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千歳くんはラムネ瓶のなか チラムネ 6巻 感想 ネタバレ注意
600ページ超の超大作のチラムネ 6巻。没頭しすぎて読み終わった時には日付が変わって深夜に突入していた。バンプなら踏み切りに望遠鏡担いでいくレベル。
「見つけてくれてありがとう」なんて書かれたらSUPER BEAVER聴くしかないんだよなぁ。聴きながら読んでた訳なんですが、泣いてしまってもぅマヂ無理。。。もう一回ょも。。。
朔の本心も、夕湖の必死さも、優空の感情も、今まで語られて無かっただけに、衝撃が多くて俺の1bit脳じゃ処理が追いつかない。
皆が皆のことを大切に想っていて。それでも、取られたくないから、失いたくないから、本心を知られたくないから、ズルい事をしてしまった。それでも、それを無かった事にも出来ない。皆の心がキレイ過ぎる。
彼も彼女も人には言えない感情をどこかで持ち合わせていて、それを隠して、取り繕って、何とか誤魔化していたのに、とうとう、それと事に向き合う時間になってしまった。それがこの6巻。
夕湖の牽制ムーブはキャラが生み出す天然物だと思ってました…まさか、養殖だったなんて。養殖も捨てたもんじゃねえ。
でも、冷静に考えれば朔を取れたくないからってのを理由に牽制していると考える方が筋は通っているのにね。天真爛漫キャラがねぇ…
好きな人と一緒になりたいから、牽制するというのは、角度を変えればそれだけ本気で焦って焦がれてどうしようもないくらい想っているという事にもなるんだよなぁ…
それでも、この物語は恋のライバルが親友だからしんどいなぁ。
結局、どっち取るかなんですよね〜どっちとっても後悔残るし、どっちとっても正解なんだろうけど。最後に後悔しないで胸を張れるのはどちらか。
大概の人は大なり小なりやりたい事を我慢したり、足踏みしたりすると思う。コロナ渦の自粛云々はちょっとベクトルが違うけど。
だから、自分のやりたい事を正直に表現出来る人に羨んだり、嫉妬したりもする。
でも、やりたい事をやっている人の裏には、やる為の努力や、そこに至る為に飲み込んでいる想いが絶対ある。
だから、チーム千歳に入る前の優空の感情というのは誰しも持っているものだと思う。
今まで引っかかっていたものが何なのかわかった気がする。
チラムネって千歳朔が主人公の物語の筈なのに、朔の芯の心情が見えて来なかったんすよね。
キザでカッコつけで人の心にクリティカルに刺さる事を言えるキャラクターなのに本人の心が見えてこなかった。
人間が持つ筈の負の感情、想いを明らかに避けているような部分があって、それがどんなものなのか凄く知りたかった。
だから、朔がどんな心境で夕湖の告白を断って、あの言葉にはどんな意味があるのかを知れたのは本当に良かった。
そういえば、6巻はこの作品を全体から俯瞰した時に、半分に当たる位置づけらしい。
各々、逃げていた本心から向き合って、本当を決める勝負が始まるかの思ってたけれど、長丁場になりそうですね。
あと、3冊ぐらいで終わっちゃうんじゃないかと危惧していただけにまだまだ続きそうで良かったですわ。
まさか、片っ端から順番に振っていくのはあり得ないと思うけど、どんな展望になるのか全くわからないでござるよ。
千歳くんはラムネ瓶のなか、一体どうなってしまうのか。
600ページ超の超大作のチラムネ 6巻。没頭しすぎて読み終わった時には日付が変わって深夜に突入していた。バンプなら踏み切りに望遠鏡担いでいくレベル。
「見つけてくれてありがとう」なんて書かれたらSUPER BEAVER聴くしかないんだよなぁ。聴きながら読んでた訳なんですが、泣いてしまってもぅマヂ無理。。。もう一回ょも。。。
朔の本心も、夕湖の必死さも、優空の感情も、今まで語られて無かっただけに、衝撃が多くて俺の1bit脳じゃ処理が追いつかない。
皆が皆のことを大切に想っていて。それでも、取られたくないから、失いたくないから、本心を知られたくないから、ズルい事をしてしまった。それでも、それを無かった事にも出来ない。皆の心がキレイ過ぎる。
彼も彼女も人には言えない感情をどこかで持ち合わせていて、それを隠して、取り繕って、何とか誤魔化していたのに、とうとう、それと事に向き合う時間になってしまった。それがこの6巻。
夕湖の牽制ムーブはキャラが生み出す天然物だと思ってました…まさか、養殖だったなんて。養殖も捨てたもんじゃねえ。
でも、冷静に考えれば朔を取れたくないからってのを理由に牽制していると考える方が筋は通っているのにね。天真爛漫キャラがねぇ…
好きな人と一緒になりたいから、牽制するというのは、角度を変えればそれだけ本気で焦って焦がれてどうしようもないくらい想っているという事にもなるんだよなぁ…
それでも、この物語は恋のライバルが親友だからしんどいなぁ。
結局、どっち取るかなんですよね〜どっちとっても後悔残るし、どっちとっても正解なんだろうけど。最後に後悔しないで胸を張れるのはどちらか。
大概の人は大なり小なりやりたい事を我慢したり、足踏みしたりすると思う。コロナ渦の自粛云々はちょっとベクトルが違うけど。
だから、自分のやりたい事を正直に表現出来る人に羨んだり、嫉妬したりもする。
でも、やりたい事をやっている人の裏には、やる為の努力や、そこに至る為に飲み込んでいる想いが絶対ある。
だから、チーム千歳に入る前の優空の感情というのは誰しも持っているものだと思う。
今まで引っかかっていたものが何なのかわかった気がする。
チラムネって千歳朔が主人公の物語の筈なのに、朔の芯の心情が見えて来なかったんすよね。
キザでカッコつけで人の心にクリティカルに刺さる事を言えるキャラクターなのに本人の心が見えてこなかった。
人間が持つ筈の負の感情、想いを明らかに避けているような部分があって、それがどんなものなのか凄く知りたかった。
だから、朔がどんな心境で夕湖の告白を断って、あの言葉にはどんな意味があるのかを知れたのは本当に良かった。
そういえば、6巻はこの作品を全体から俯瞰した時に、半分に当たる位置づけらしい。
各々、逃げていた本心から向き合って、本当を決める勝負が始まるかの思ってたけれど、長丁場になりそうですね。
あと、3冊ぐらいで終わっちゃうんじゃないかと危惧していただけにまだまだ続きそうで良かったですわ。
まさか、片っ端から順番に振っていくのはあり得ないと思うけど、どんな展望になるのか全くわからないでござるよ。
千歳くんはラムネ瓶のなか、一体どうなってしまうのか。