FC2ブログ

記事一覧

プロペラオペラ  5巻 感想



 「男の子は好きな女の子為なら世界を壊してもいいんだ」というストライクすぎる帯を見てから読み始めたこの作品。ようやく追いつきました。

 ここまで面白い作品だとは思っていなかったから、結構終わるのが惜しいとも思う。ただ、リアルタイムで追っかけてなかったせいか、寂寥感はあんまない。

スポンサーリンク

プロペラオペラ 5巻 感想 ネタバレ注意


 帯のセリフって誰が言うのかずっと気になってはいたけど鬼束かよ。リオが1番近いと思ってたのに。それは予想外なんだよなぁ。予想外すぎてちょっと笑った。でも、この世界の真理だとも思う。サンキュー鬼束。


 終わってしまった。色んな人達が彼、彼女、大切な人を助ける為に、犠牲を減らす為に、死んでいってしまった。
 結果論なんだろうけど、死んでいくぐらいならご都合主義でいいじゃんと思ってしまう自分。多分、ご都合主義的に皆が生き残ったら、ご都合主義かよと思うんだろうな。


 クロトの告白がグッと来てしまった。あそこのシーンが本当に良い。文句無しの100点だと思う。カイルが置いてけぼりなのもいい。この作品において、アレ以上の告白は何もない。


 決戦直前のクロトの演説も最高だった。今まで本心を隠してたキャラが心からの思いをぶちまけるのは激アツ。
 やっぱり、物語の主人公っていうのは好きな子と世界を天秤にかけたとしても好きな子を取らなきゃ駄目なんだよなぁ。
 

 
 どうやってベヒモス倒すのかと思ってたら、乗り込んで制圧はヤバすぎでしょ。裏を掻きすぎて自爆に見えるレベル。
 作戦は成功でも、犠牲が大きすぎてなんも言えねえ。ベヒモスに本土を焼き付くされる事はなかったし、降伏する為の武器にもなったんだと思う。
 それでも、ミュウはリオと再会して欲しかったし、鬼束とイザヤの信頼関係も続いて欲しかった。特にミュウに関しては徐々に感情を表すようになってきたというのに。


 恋愛系の作品として見れば文句無しだと思う。戦記物として見てみると、やっぱり、第二次世界大戦をモチーフにする意味はあったんだろうかと思ってしまう。
 空飛ぶ戦艦が戦う時点でファンタジーなんだから、名前をちょこちょこ弄って現実の要素は入れなくて良かったんじゃないかと。
 特に日之雄に関しては軍の上層部が無能だったぐらいしかマイナス要素が描かれていないし。史実を全てぶち込むと何から何までマイナス要素が多すぎて纏まらないかもしれないけど、都合の良い部分だけ史実要素を持ってくるならいっそフルファンタジーでいいと思うんだよなぁ。

 ライトノベルなんだから、ライトでいいかもしれない。それでも、過去にあった問題を矮小化させるように見えてしまって個人的にあまり好きではなかった。
 

ぐだぐだ文句を書いてきてけど、ラブコメパートは本当によかったし、バトルシーンもページをめくるのが止まらなかった。それくらい面白い作品だった。それ故に全ての理想を押し付けてしまった。そんな作品でした。
関連記事

プロフィール

ボンビー

Author:ボンビー
ラノベとか好きです

最新記事

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 感想 2021/09/20
カノジョの妹とキスをした  3巻 感想 2021/09/17
わたし、二番目の彼女でいいから。 2021/09/16
飛び降りようとしている女子高生を助けたらどうなるのか? 2巻 感想 2021/09/08
プロペラオペラ  5巻 感想 2021/09/03
プロペラオペラ 4巻 感想 2021/09/02
千歳くんはラムネ瓶のなか 6巻 感想 2021/08/22
プロペラオペラ 3巻 感想  2021/08/19
プロペラオペラ 2巻 感想 2021/08/18

人気記事

スポンサーリンク

フリーエリア