ミモザの告白 2巻 感想
- 2022/02/09
- 18:24

複雑すぎる恋模様の作品。もはや複雑過ぎてなにがなんだかわからねえよ。
とりあえず男同士でキスしていた。確か。
でも、心は女子ならOKなのか?ちょっとこれは哲学ですよ本当に。でも、そのキスを意中のクラスメイトに見られてたんだよなぁ。あーもうめちゃくちゃだよ
謎の発売延期で心が抉られたけど、無事刊行されて良かった。
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ミモザの告白 2巻 感想 ネタバレ注意
2巻は1巻程の激動はなかった。それでも、至る所に火種は蒔かれているように見えたので、いつかは爆発してしまうんだと思う。
特に、汐の全てを飲み込んでボルテージを溜めている感が凄い。どうやったって爆発するじゃん…咲馬の鈍感っぷりがトリガーになってしまうのは間違いない。バルカン半島みたいなもんですよこれは。
咲馬が汐に行くとは思えない。でも、咲馬の考えもまとまってないよねこれ。特に今回、咲馬が汐の事を独り占めしたいような描写もあった訳で。この感情はどこから起因するのかが非常に重要。昔からの友達だからなのか、それとも…私、気になります!!!
咲馬汐夏希のトリオがメイン格のキャラクターの作品なんだけど、その下にいる西園と世良という、火薬のようなキャラクター達の存在が不穏すぎる。西園に関してはあのままフェードアウトするんだと思っていたのに普通にぶつかってくるとか正気かよ。こいつに関しては汐が男に戻らない限りわだかまりが残り続けそう。
西園が汐とぶつかる代わりに世良は咲馬とトラブルになり続けるんだろうなあ。特に世良がメンタルに関して大人なせいで咲馬が負け続けそう。汐の機微に関しては世良の方が理解してるしなあ。逆にそこが成長に繋がる王道ストーリー?知らんけど。
とりあえず、ミモザの告白2巻は登場人物達がマイナス方向に進んでいると思う。
咲馬は思考のどつぼに嵌り、汐はフラストレーションを溜め、夏希は無理して文化祭実行委員長。これは地獄ですよ。3巻も楽しみ