東京下町湯屋話 感想
- 2018/04/07
- 19:26

自宅の風呂が壊れた事により内気な女子高生の生活が一変する。
銭湯行った事はあるけど最後に行ったのは前過ぎていつなのか覚えてない。ちっさい石鹸とちっさいシャンプー買ったのは覚えてる。
著者/真媛響乃 カバーイラスト/文倉十
あらすじ
主人公の花村綾愛は三重から東京の大田区に引っ越してきたばかり。綾愛は転校してきた事と元からの内気な性格でクラスにも余り馴染めないでいた。そして早々に自宅の風呂が壊れてしまった。風呂に入れないというのは例え一日でも許せないということで近所の銭湯に行くことに。
初めての銭湯は戸惑う事ばかりで四苦八苦してると常連の茜に助けてもらう。
翌日も銭湯に行くとクラスで見た事ある人物とばったり会い、その事で綾愛の生活は大きく変わっていく。
銭湯の話が半分、内気な主人公が風呂で会ったクラスメイトと打ち解けいく話が半分だった。
なんというか、勝手に銭湯に巡りに覚醒した主人公が東京中の銭湯を行脚する話かと思ってたけどそうでもなかった。
近所ではないが蒲田も池上も雑色も行った事あるから舞台が想像しやすかった。むしろあらすじに「蒲田」が無かったら読まなかったまである。雑色ってセガの本社があったような。大鳥居とかだっけ。
知ってる場所が作中に出てくるとそれだけで楽しいってのある。聖地巡礼もそれはそれで楽しいけど。
自分は舞台知ってるブーストが掛かっていたけれど逆に「蒲田ってなんぞ」レベルで知らない人はどうなんだろう。
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