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東京湾景 感想


大人の恋愛というものはこういう感じなのだろうか。ドロドロしてる訳ではないが真っ直ぐな訳でもない。自分の事は曝け出さずにそれでも会いたくて会いに行く。

 著者/吉田修一

 あらすじ
 和田亮介は品川埠頭でフォークリフト業務に従事していた。夏の終わり頃、その日は出会い系サイトで知り合った「涼子」と会う約束するをしていた日だった。「涼子」は亮介とモノレールに乗るためだけに来たといい亮介は面食らうもその日はそれだけで別れる事になる。
 それから「涼子」とは連絡取れなくなっていた。しかし、季節が変わっても亮介はまだ忘れられず。勇気を出してメールを送ると遂に「涼子」から返信が返ってくる。


 後半に亮介と美緒がすれ違う様が何とも言えなかった。美緒よりめり込んでるように見えていた亮介が意外と割り切っていて美緒はどんどんのめりこんでいって。

「あんなに愛してたのに……、それでも終わったんだよ」という経験。アニメ好きの3ヶ月毎に嫁が変わるって奴と同じか…多分違うな。
 どんなに「この人だ!」と思ってたも冷める時は冷めるんだよな、なんでか知らんけど。多少は冷めてもそれでも一緒に居たい思った人達が家庭築くのだろうか。これも知らんけど。


 登場人物に時々拗ねるような幼さや言葉で説明出来ない葛藤や口に出せばいいのに出さない気持ちなどなどがリアリティを生んでいると思った。現実ならどんな頑固な人だって365日24時間頑固じゃないし照れるし笑うし悩むしそんな感じ。


 美緒のセリフで「ダラダラ付き合ってる男と女の話なんか読みたくないかなぁ」ってあったけど自分はのダラダラ付き合う小説があってもいいと思う。でもそんなどこにでも溢れた話はやっぱり売れないのかな。
 小説は何を求められてるんだろう。非日常な描写が求められてるんだろうか。
 自分クラスになると男女が付き合うってだけで非日常のおとぎ話みたいなとこがあるんだが。

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