コロシアム 3 感想
- 2018/06/08
- 23:31

バトルロワイヤルライトノベル完結の第三巻
やっぱこの表紙素晴らしいわ。オーラしかない。
著者/土橋真二郎 イラスト/白身魚
あらすじ
30人規模から戦場が移り1000人規模へのデスゲームとなったコロシアム。
萩原を守る為に無抵抗の生徒を撃った伊央。萩原に会いたかったが二年一組を守れるの伊央だけの為、満身創痍で戦い続ける。
桜木環奈とキーパーソンである金剛真澄を仲間にした萩原。萩原は五十嵐とも椎名とも違うクリア方法の為に動き続ける。そんな中、伊奈川に急襲され撃たれた環奈を治療する為に部室に向かおうとするも今度は金剛が撃たれてしまう。
お、終わった…それもわりとあっさり。解決方法は嫌いじゃないし全く問題無いけどそれでも消化不良というかエピローグが足りないというイメージ。結局コロシアムはなんだったんだ。
ガチのバトルロワイヤルをやってクラスメイトがどんどん死んでいったのに残された生徒の精神はあの後平気なんだろうか。人間の汚い部分も書いていたからそこら辺も見たかった。
でも、1巻の最初からドン底に居てどんどん壊れていった伊央に救いがあっただけマシかぁ。やっと会えた割にそこまで感動的な合流じゃなかったけど。いやー後半はどうなるのかと。心中の予感しかなかったぞ。
結局金剛さんはなんだったんだ…ミステリアスなまま終わったが。いや女子なんだろうけど。
最終的に伊央がハリウッド映画でのトムクルーズキャラレベルで強くなってたという。萩原の負傷具合も尋常じゃなかったし。
カラーの環奈のイラストが可愛すぎだと思いました。やっぱ白身魚最強説を推したい。
敵も味方バタバタ死ぬから萩原と伊央がどうなるのか全く予想出来なくて最後までハラハラドキドキだったからそういう面では間違いなく面白かった。