やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6.5 感想
- 2018/06/26
- 19:24

刊行順なら次は7巻だけどナンバリング的には6.5だからこっちを読もう。こういうのが出来るのは後からの一気読みの良いところ。6.5巻はクリスマス直後のエピソードも載ってるけどそれは9巻読んだ後にしよう。
時空を飛ぶとやっぱりイラストの絵柄が大幅アップデート入ってるな。
著者/渡航 イラスト/ぽんかん⑧
あらすじ
比企谷が泥を被る事で無事閉幕した文化祭。文化祭後、奉仕部には備品としてPCがやってきた。奉仕部は平塚先生の命令で「千葉県横断お悩み相談メール」を承る事になる。クラスの女王三浦から「相模が発してる空気がウザい」というメールが届き奉仕部は解決の為に乗り出す。
6.5というぐらいだし時系列では6巻と7巻の間にあたる。元々はアニメ1期のBDとDVDに付いてた奴を再編集した物らしい。あの文明はマジで誰か破壊してくれ。
売る為に全力尽くして特典マシマシするのは売る側視点なら当然なんだけどこっち視点だとやっぱ原作小説付けんのはやめて。ディスク1つで1冊分ならまだしもこういうの大抵分割だし。なーにがanotherじゃ。
特典小説が後から6.5みたいに文庫化されてもそれはそれで特典目当てで円盤買った人からすれば諍い案件だろうし。特典として出しちまった時点で戦争だろうが…!状態。
以上、しがない貧民の所感でした。
今度はあの相模が体育祭実行委員長になるから展開が6巻と似てるっちゃ似てる。でも雪ノ下は最初から無双する気ないし由比ヶ浜もメンバーなので端的に言うと側は近てくて中身は違う。
相模のアレは…成長と呼べるのだろか。安易な一言でまたしてもめちゃくちゃにしてたしわざわざ対立相手に言質を与えてたし。
このシリーズで一番実際の高校生らしいキャラクターが相模なのかもしれない。実際相模のような人物は居たような気がする多分どこの高校にもいるのだろう。どうしてあの手の連中って総じて喋る時の声がデカイんだ…
雪ノ下が誰にでも容赦がない様子や由比ヶ浜の上位カーストいる理由や人気の高さが見れる学内日常風景的な描写があったのがよかった。文化祭の件で比企谷が陰湿な仕打ちを受けていたのはちょっとアレだが。
.5というナンバリングのせいでどうでもいい短編集のように見えるが実際は長編だしこれは結構本編に関わってるのではないかと思う。特に比企谷の内面描写が。だから刊行されたんだろうなぁ。つまり逆説的に考えて本編のanotherであるanotherは刊行されないんだよなぁ。
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